
どうもこんにちは。気まぐれうさぎです。
今回は私の愛車ドゥカティのバッテリー交換についてまとめました。

全国のDUCATI乗りの皆さんは殆どの方がディーラー様にお世話になっていると思いますが、私もその一人です。
しかし!パーツ代、工賃高くね!?
そう思ったそこの貴方。私は貴方に言いたい。
ええ!高いですよね!!!!!きついです!!!!!
少しでもバイクの維持費を抑えたい....
◾️ドゥカティディーラー様の工賃価格


うん、高く無い。別に高く無いんですよ。
日本製大型バイクと比べても工賃に大した値段の差はありません。。。?
では何が高いか?
ええ、そうです。パーツ代が高いのです。
基本的にイタリア本国からパーツを輸入してるので、国内で出回っているパーツ以外はアホみたいに高いです。また、海外のパーツだからと言うわけではなく、シンプルに高級なパーツを標準装備しているDUCATIならではのパーツ代であるのです。
ちなみに、Monster821のバッテリー交換をディーラーにお願いすると、おおよそ25,000円ほどです。
バッテリーを探す。
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発見した。

YUASA【台湾ユアサ】YT12B-BS ¥6,431- (2020.2.18現在)
何と言う事でしょう〜これを買って自分でやれば2万円近くも抑える事ができるじゃぁありませんか。
早速やってみる。
その前にオーナーサービスマニュアルを参照しましょう。
もし持ってない人はこちらか参照⬇︎
・準備
・バッテリーの取り外し
・注意点
・まとめ
要所でポイント書いてますが、注意点までは読んだ方がいいかもしれません。
1バッテリーの取り外し前の準備
◾️用意するもの
- ゴム手袋(軍手でもいいですが、電気を扱うので絶縁体系のもの推奨。私は素手)
- ラチェット各種、スパナ各種
- 硬い細い棒状の物(小さいドライバー)
- レンガ2個
- 一応メガネ
- 体の静電気を除去しましょう。ダウンとか着てやらない事。
次は車体に移ります。⬇︎

上記の通り、まずはバッテリーではなく車体左側の【カバー】を外します。一見1つのカバーのようですが、2つが1つになっています。外すビスは2個。
続いて、カバーを外すとラジエーターホースの奥に車体にネジで止めてある【ケーブル】が見えてきます。こちらはとても重要なケーブルです。必ず外しましょう。後ほど説明します。外したら車体にケーブルの先が車体に触れないようにブラーんと離しておきましょう。
2いよいよバッテリーとご対面
バッテリーの方へ移ります。シート下のサスペンションの下のカバーを外すとバッテリーが現れます。

図の通りにカバーを外せましたか?

カバーを外すと、図136の⑨の棒状のネジが見えてきます。これをラチェットかスパナで緩めて外しましょう。小さめのラチェットがあると楽です。
ここで外す棒状のものはバッテリーの+端子です。 はい、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、バッテリー交換の大原則は
- −端子から外す
- +端子を外す (戻すときは逆手順)
です。
バッテリーカバーを開ければわかると思いますが、−端子を外す事が物理的にできません。
構造上、プラス端子を外したのち、バッテリーを車体下から取り出して、−端子を外す事になります。
そのために、作業工程①の謎ケーブルを車体から取り離し、ショートを防止します。
なので工程1をしっかりと実施しているのであれば安心してプラス端子から外して次の工程へ移りましょう。
図137、プラス端子を外した後、車体左側の下段チェーンの下を覗き込むと、バッテリーが入っているであろう箇所の下部に穴が空いていると思いますので、そこに硬めの長細い棒をぶっ刺してください。
私は手元にあった細いドライバーを挿れました。この工程は、次の工程でバッテリーの自重で落下してくると同時に、ケーブルを損傷しない為です。やればわかります。次!
車体の下、バッテリーの下から覗いた図です。

図のようにネジ⑫を取り外します。ここで取り外すネジは⑫の2個だけです。
そのほかのネジもありますが、無駄な作業が増えるので触らないでおきましょう。
いよいよバッテリーが落ちてきます。
車体下のカバーが下向きに回転するように開きますので、バッテリーに『こんにちは』を言いましょう。

上記にあるように、先ほどぶっ刺した硬い棒(私はドライバー)を左手で抜きながら、右手でバッテリーを支えるようにゆっくりと下方向へ引き抜きます。
先ほど申した通り、バッテリーの−端子には車体のケーブルが接続されています。注意しましょう。
また、この作業をする上で、ケーブルがバッテリー地面設置まで届かない可能性があるので、手頃なレンガ2個くらいをバッテリーの着地地点へ用意する事を忘れずに。
因みに私は『蒙古タンメン(カップ麺)』で代用しましたが、潰れました。食べれませんでした。

あとは−端子のケーブルのネジを緩め、新しいバッテリーを逆手順で繋ぐだけです。
お疲れ様でした。以上でバッテリー交換終了です。
注意点
◾️今回、バッテリー交換を実施しましたが、あくまでも自己責任で実施しましょう。
バッテリー自体もDUCATI純正品では無いので、寿命や機能に関しても分かり兼ねます。(バッテリーに関しては別に大丈夫なはず。切れたらまた交換しましょう。一応注意喚起)
◾️Amazonのバッテリーですが、購入時の注意点もあります。購入する場合は基本的にバッテリー液を入れて充電した状態で出荷してくれますが、バッテリー液別の状態でも販売してます。これを買った場合、バッテリー交換をいつでも出来るというメリットがありますが、バッテリー充電器をもってない場合は詰みです。チェックメイトです。別途バッテリーチャージャーを購入する必要があるので費用がかさみます。
◾️交換手順にも明記しておりますが、バッテリー交換の原則は−⇨+。+⇨−です。DUCATI Monster821の場合の物理的問題で逆手順となっております。
◾️バッテリー関連でもう一つ。DUCATIバイクには純正のバッテリーチャージャーがありますが、偽物や純正品でない汎用チャージャーなどでバッテリーを充電しないようにしましょう。
まとめ

如何でしたか?
意外と簡単でしたよね?冬季になると、乗り物のバッテリー上がりが心配ですよね。
今のバイクはキャブの時代が終わりつつあり、押がけなんてのも出来なくなってます。ツーリングの予定などのバイクを使う予定がある時にエンジンが掛からない!!、なんて辛い思いはもうしたく無い!!!!
だからこそ、バッテリー交換は出来るようになっても損は無いと思いますよ!
Ducati乗りには、リッチか超メカニックの人しかいないと思っていました。
私の様な普通の人間のドゥカティストが増えて、もっとDucatiが広まれば幸いです。
良いドゥカティライフを〜!
